ここに、二人の受験生がいます。
ひとりが言いました。
「わたし模試の成績はあんまりだったけど、勉強のやり方には絶対自信があるんだよね~。」
その自信と余裕で、彼氏とカラオケに向かいました。
もうひとりは、その言葉に笑顔で答え、いつものように自習室に向かいました。
このように日々が過ぎ、ついに受験当日を迎えました。
さて、喜びと希望で春を迎えたのはどちらでしょうか?
テクニックや方法論が頭にあっても、
実際に行わなければ何の役にも立ちません。
この二人の受験生のお話、実際にあった話です。
成功したのはもちろん後者でした。
一人目の子も、確かにやればできる子でした。
でも、その子は観念ばかり頭に抱いていて、実際にはやらなかったのです。
この勉強法が良い。
この解き方が良い。
こうすれば、受かる。
すでに受験を経験し教える立場にいる先生は、
学校や塾でたくさんの良い方法を教えてくるでしょう。
しかし、それらを全部「観念」で学んだら…失敗するようになります。
受験の勝敗を左右するのは、
「どれだけ実際に行ったか」
実際に頭を使い考え手を動かしてきた
「努力」という行いが、
「合格」という実体を生むのです。
センター試験も終わり、受験生の皆さんは二次試験に向けて頑張っているところだと思います。
千葉大を目指し努力した成果が充分に発揮されることを、心から願っています(^o^)/